一人打ちの練習を嫌う人もいます。
しかし、一人打ちは上達に欠かせず、重要で効果的な練習方法です。
一人打ちの目的や効果
一人打ちを行う目的や効果
・ボールに慣れる(初心者)
・フォームの確認(初心者~上級者)
・上達(初心者~上級者)
注意点
一人打ちの注意点
・一球、一球、ボールを拾(ひろ)い、打ちます。
・毎回、目的を持ちます。
連打だけの練習は、ストレス解消には良いかもしれません。
しかし、目的の無い、ただの連打なら、練習の効果は期待出来ません。
(ラリーの方が、効果的です。)
一人打ちで、ドロップ&ヒット、フロントヒット等、一度打ったら、
そこで、一度ボールを拾います。
重要点
一人打ちの重要点
・目的意識を持つ
一球、一球、目的を持って効果的な一人打ちを練習を
行う必要があります。
例えば、
・ラケットを上げて打つ
・打点の高さを変える
・打点の位置(前後)を変える
・肘(ひじ)の使い方を注意する
・膝(ひざ)の使い方を注意する
・つま先の向きを変える(クローズドスタンス)
・タメを作る
・目線を確認する
等々・・・。
一人打ちで注意する点は、この他にも、沢山あります。
何となく行う練習は、「練習の為の練習」です。
練習効果も低く、時間が幾らあっても足りません。
一人打ちの工夫
一人打ちの工夫
・目標を定める
フロントウォールに、文字や線、枠があるコートがあります。
文字等を目標に、どの位置に打つ等を決めて打ちます。
フロントウォールに、目標が無い場合、パネルの
繋ぎ目で、目標を定めます。
また、「ボールの空き容器」を置いて、目標を
作る練習方法も効果的です。
また、一人打ちでは、相手の位置を想定して打つ
練習方法もあります。
ゴルフや、テニス、バドミントンと同様に、
ラケットボールにも、「定番のグリップの握り方」があります。
グリップの握り方
グリップの握り方は2種類あります。
グリップの握り方
・ワングリップ
・ツーグリップ
ボールを打つ時に、グリップの握り方を替えるか、替えないかの違いです。
ワングリップ:「握り方を替えない」
ツーグリップ:「握り方を替える」
どちらのグリップの握り方を選ぶかは、プレイヤーの自由です。
グリップを握る位置
ラケットを握る位置は、グリップエンド(一番下)を持ちます。
人差し指と中指の間は、少し隙間を開けて握ります。
ラケットは、力一杯に握りません。
(打つ瞬間にグリップを握るだけで、普段は軽くグリップを持ちます。)
グリップの握り方の写真(図解)
グリップの握り方(ワングリップ)
グリップの握り方(ツーグリップ、フォアハンド)
グリップの握り方(ツーグリップ、バックハンド)
正しいグリップの握り方が、安定したスイングをもたらします。
「グリップの握り方なんて、どうでも良い・・・」と考えていますと、
いつか壁にぶつかり、上達の妨(さまた)げとなります。
まずは、グリップの握り方とスイングを身につける事が大事です。
ラケットのフレームを使った、フレームリフティングです。
(動画は、テニスのラケットです。)
暇潰しに、フレームリフティングを行う事があります。
最高で、29回連続で出来ました。
ボール感覚を身に付けたり、グリップワークが鍛えられます。
また、フレームリフティングで集中力も鍛えられます。